2020年4月14日 08:00シフォンケーキの底上げの原因は温度?混ぜ方?空洞を防ぐ対策をご紹介

優しい風味と柔らかな食感がおいしいシフォンケーキは、家庭でも気軽に手作りできるのが大きな魅力です。

しかし、レシピ通りに作ったつもりでも、型から外してみると底上げや空洞ができていたという経験を持つ方も多いのではないでしょうか?

手作りシフォンケーキをきれいに仕上げるためには、あらかじめ失敗が起こる原因や対策方法といったコツを把握しておくのがポイントです。

今回は、手作りしたシフォンケーキに底上げなどの空洞ができてしまう原因や、対策方法をご紹介します。

 

シフォンケーキの底上げとは?

シフォンケーキの底上げとは、底面に大きな空洞ができて底が上がっている状態のこと。

型全体に生地がしっかりと行きわたっておらず、きれいな形に整っていないトラブルです。

 

底面に空洞ができるので表面や外見からは判断しにくく、型から外して初めて底上げが起こっていると分かります。

そのため、焼成中はもちろん、焼き上がりや冷却中でも気付きにくいのが難点。

左右の片方だけ底上げが起こっている場合もあるなど、その状態もさまざまです。

底上げが起こってしまったら考えられる原因に合わせて細かな部分まで再チェックし、作り方のクセを改善させる必要があります。

 

底上げしてしまったときのチェックポイントは?

シフォンケーキが底上げしてしまったときは、空洞がある場所や生地の状態などをしっかりとチェックしておくのがポイント。

底上げと同時に、目詰まりや焼き縮みといったトラブルが同時に起こっている場合もあります。

底上げや生地の状態からトラブルが起きた原因を割り出し、適切な対策方法を考えていきましょう。

 

シフォンケーキの底上げの原因

オーブン
シフォンケーキの底上げが起こる原因を知るには、レシピや作業内容に合わせて段階を追いながらチェックしていくのがポイントです。

 

生地の混ぜ方が足りていない

卵黄と砂糖を混ぜた生地に液体油脂を加えたとき、きちんと混ぜて乳化させないと油分によって生地が型に張り付かなくなってしまい、底上げの原因に繋がります。

また、メレンゲを作る際に泡立てが足りないと生地が縮みやすくなり、きれいな形に仕上げることができません。

 

型への流し込み方に問題がある

シフォンケーキを型に入れるときの流し込み方にも注意が必要。

低い位置や高すぎる位置から流すと大きな気泡が入り、内部に空洞として残ってしまいます。

 

焼成温度や時間が適切でない

焼成温度が適切に設定されていなかったり、焼成時間が短かったりしても、底面の生地が型から離れやすくなってしまうため底上げが起こる原因に。

 

レシピのアレンジが底上げの原因になることも

トールタイプのシフォンケーキ型を使ったときなど、レシピよりも分量を増やして作ったときは注意が必要!

分量が増えた分だけ焼成時の熱の通り具合も変わってくるため、適切な調整を行わないと底上げが起きる原因に繋がります。

 

さらに、フルーツのように水分を多く含む食材を入れたり、抹茶やココアといったパウダーを加えたりしたアレンジのときは空洞ができやすくなりがち。

水分を多く含む食材は沈みやすく、その周囲にできた大きな空洞は底上げの原因になります。

抹茶やココアのように粒子の細かいパウダーを入れた場合は生地中の空気が抜けにくくなるため、気泡としてそのまま残ってしまい空洞になってしまうのです。

 

シフォンケーキの底上げを防ぐには

シフォンケーキの材料
底上げを防いできれいな形のシフォンケーキを作るには、作業のひとつひとつを丁寧に行うことが重要です。

 

チェックしたい作業のポイント

メレンゲをしっかりと泡立てる、適切な温度で焼成するといった基本的な作業もクセがないか見直し、生地の状態に大きな影響を与えないように注意します。

卵黄生地に粉を入れたときやメレンゲと合わせたときもきちんと混ぜ、生地が均一の状態になるように気を付けましょう。

型に入れた段階で気泡を抜いておく、オーブンはしっかりと予熱しておくなど、細かな要素に気を配るのもポイント。

また、シフォンケーキが型にきちんと張り付いて膨らむよう、型に油脂を塗ったり紙を敷いたりするのは避けましょう。

 

きれいに仕上げるための型選びも大切

シフォンケーキ作りに適していない型を使ったときも、底上げや空洞などのトラブルが起こる原因になっている場合があります。

きれいな形に仕上げるためには、焼成中に生地が膨らむのを邪魔しない型を選ぶのが大切です。

紙製の型は生地がしっかりと張り付きやすいので、シフォンケーキ作り初心者にもおすすめ。

食べる際も型からきれいに取り出しやすいのでボロボロにならず、手軽に扱いやすいのも特徴です。

 

おわりに

手作りシフォンケーキに起こりがちなトラブルを防ぐためには、生地の作り方や混ぜ方、焼成温度などの細かな要素に気を付けるのがポイント。

生地がきちんと膨らまないと底上げや空洞が起こる原因に繋がるため、シフォンケーキ作りに向いた紙型を選ぶのがおすすめです。

 

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シフォンケーキ作りにぴったりな紙型を使って底上げや空洞などのトラブルを防ぎ、きれいな形のシフォンケーキを作りましょう♪

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Categoly: 特集 営業担当 三原

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