2021年2月26日 12:00紙のカップで作るシフォンケーキ。紙型の使い方(外し方)を徹底解説
シフォンケーキを焼くのに使われるシフォンカップ。
このシフォンカップを焼く時に使用される型には『アルミ型』や『紙型』があります。
それぞれの型でメリット・デメリットがありますが、『紙型』を使用するメリットの1つは、焼き上がった後の型抜き(型から外す)が簡単なことです。
また『紙型』で焼いた場合、そのまま持ち運べることからプレゼント用にも便利です。
お店で販売されているものは、テイクアウト容器としても使用でき衛生的上に包装の手間いらずと使い勝手が良いアイテムになっています。
今回の記事では『紙型』を使ったカップで作るシフォンケーキのポイント2点をお伝えします。
- シフォンカップの特徴
- シフォンケーキを型から外す手順とコツ
シフォンカップの特徴
シフォンケーキを作る時の型は、真ん中に筒状の丸い穴が空いているのが特徴です。
他のスポンジケーキと違ってこういった形状になっているのは何故なんでしょうか…。(注:シフォンカップの仕様によっては筒状の丸い穴が無いものもあります。)
丸い穴が空いている理由
シフォンケーキは一般的に高さがあるケーキになります。
ですので、中心部に熱が伝わりにくいといった問題があります。
熱が伝わらずに生焼けになってしまうのを防ぐために真ん中に丸い穴が空いているのです。
中筒がカップより背が高い理由
アルミ型の場合も紙型の場合も、生地を焼いたときに中筒に生地が漏れにくくするため、背が高くなっています。
生地の沈みを防ぐために、型を逆さにする場合にも、背が高くなっていると便利です。
紙形の場合は焼いた後に、筒の上部が出っ張り邪魔になりますのが簡単に取り外しが出来るようになっています。
シフォンカップの中筒をよーく見てみると・・・
上部のツマミと、根元にミシン目がついています。
ケーキが焼き上がったらツマミをつまんでミシン目に沿って切り取ってください。
【蓋付きのカップにすると】
焼いた後、中筒の上部を切り取って、そのまま専用蓋をかぶせればプレゼントとして持ち運べるようになります。
お店で利用する場合はテイクアウトの容器としても使えるようになっています。
容器を見ただけでは分かりにくいですが、TEMMAの容器はそれぞれにいろんな工夫がされています♪
シフォンケーキを型から外すコツ
紙形のカップでシフォンケーキを作った場合でも食べる前に型からケーキを外します。
無理やり外してしまうと生地がボロっと崩れてしまい見栄えが悪くなってしまいます。
容器の仕様によって外し方は異なりますが、いくつかのパターンをご紹介します。
手順やコツをおさえながら、優しく持って丁寧に紙を外してくださいね。
<紙型>胴回りと底に繋ぎ目がある紙型の場合の手順
1.胴回りの紙のつなぎ目をはがす
2.底面に折り返してあるつなぎ目を剥がしていく
3.底面が剥がせたら胴回りを剥がす
4.逆さにして中筒を内側につぶしながら抜く
<紙型>胴回りにミシン目がある紙型の場合
1.胴回りのミシン目に沿って側面から剥がす
2.側面と底面が剥がせたら中筒を内側につぶしながら抜く
<アルミ型>側面と底面が分かれているアルミ型の場合
1.生地と容器の間にナイフを入れる
※ナイフを型に合わせて上下に動かし丁寧に剥がします。
2.中心の筒の周りもナイフを入れる
3.表面全体をおす※生地の高さを低くするイメージ
4.底面を押して側面を外す
5.底面と容器の間にナイフを入れて取り外す
※生地の状態により多少異なります。
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終わりに
いかがでしたでしょうか?
シフォンカップに関するお問い合わせから、今回の記事を作らせていただきました。
お手元のシフォンカップをぜひチェックしてみてくださいね♪
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