2021年5月10日 19:08パーティー料理のテイクアウト・デリバリー容器の選び方とおすすめの容器(お皿)
不要不急の外出を控える動きが増え、外食や旅行だけでなく大型商業施設なども休業・時短営業になり、外出する機会が減っています。
飲食事業では、店舗や会場に大人数が集まる会食・パーティーなども大幅に減少しています。
生活者が外食せずに家族で楽しめるのが、自宅で食べる普段とはちょっと違うテイクアウトやデリバリー料理です。
そこで今回はちょっとした自宅パーティーの雰囲気を盛り上げるためのテイクアウト・デリバリー料理の容器(お皿)のポイントについてご紹介します。
通常の容器(お皿)とパーティー用容器(お皿)の違い
業務用の使い捨て容器(お皿)には様々なものがありますが、パーティー用の容器だと「大きいサイズのものを選べば良いんでしょ。」とイメージされる方が多いはずです。
スーパーで販売されている揚げ物の詰め合わせが入っている直径30〜40cmの容器のようなものです。
しかしパーティー用の容器は、サイズだけでなく仕様の特徴にも違いがあります。
1人前の料理を入れる通常の容器とパーティーなどの大人数で食べる容器の違いをおさえておきましょう。
通常の容器(お皿)のメリット・デメリット
容器を選ぶ上で、入れる料理の1人前分(もしくは2人前分程度)に合わせたものを選ぶ必要があります。
入れる料理さえ決まっていれば容器選びのポイントが絞れるのがメリットです。
デメリットは、1つの容器だけでは、料理によって使いまわしがしにくいことです。
これはサイズだけでなく『耐水性』や『耐油性』などの機能面も関係します。
また、4人前や10人前などたくさんの量を注文された場合、小さい容器をたくさん使うことになりますので、容器代が余計にかかってしまうことがあります。
パーティー用容器(お皿)のメリット・デメリット
ある程度のサイズ感で『耐水性』や『耐油性』があるものを用意しておけば、様々な料理を臨機応変に入れることが出来ます。
料理の種類だけでなく、入れる料理を変更できるのも嬉しいポイントです。
そして、たくさんの量(4人前や10人前など)で注文された時に大きい容器や大皿があると、料理を入れやすく、容器代を抑えることが出来ます。
しかし、通常の1人前用の容器と比べて下記のようなデメリットが出てきます。
その為、予算や在庫スペースと注文数を予想した上で容器やお皿の発注をしなければいけません。
- 1人前料理ほど注文数が確保できない
- 1つあたりの容器の単価が高くなる
パーティー用容器(お皿)の仕様
テイクアウトやデリバリーで使用する業務用の容器はプラスチック製のものを想像しがちですが、色々なものが存在します。
ここではパーティー用容器を選ぶ上でのポイントをご紹介します。
サイズ
容器を上から見た時の形に『丸い容器』か『四角い容器』のものが一般的です。
ある程度パーティーメニューが想定されている場合、量によってサイズがイメージできます。
縦横の長さに加えて高さも確認しておきましょう。
【サイズ】
- 丸い容器の場合:直径✕高さ
- 四角い容器:縦✕横✕高さ
形状
複数の料理を入れる場合、料理ごとに仕切れる形状のものが必要です。
1つの料理を詰め込む場合は、底面の面積が広いものではなく、重ねて入れることが出来る高さがある容器がオススメです。
これは、テイクアウトされるお客様が持ち運びしやすいようにする為です。
また、量がたくさん入るテイクアウトやデリバリー容器は『蓋』がセットになっている事がほとんどです。
この『蓋』をする際、餡などの粘度の低い料理を入れる場合はどれぐらい密閉されるかを注意しましょう。
材質
一般的にプラスチック素材の容器がよく利用されていますが、最近ではSDGsなど地球環境のことを考慮し紙製のもの導入されるお店が増えています。
プラスチック製の良い点は、既製品がたくさんあり選ぶ選択肢が多いことです。
また、容器を密閉しやすくなります。
紙製の良い点は、素材感があたたかく地球環境に優しいことですが、プラスチック製のものと比較し『耐水性』や『耐油性』に注意する必要があります。
パーティー容器(お皿)の選び方のポイント
機能面として条件になるものは、ここまでに記載していた『サイズ』『形状』『仕様』などになります。
この条件以外に『パーティー容器』ならではのポイントが以下になります。
容器のデザイン
パーティーで使用する料理の場合、シンプルな容器に入った通常のオードブルのようなものより『イベント感』『季節性』などを出したいところです。
そうする事でパーティーらしさが演出されるだけでなく、お客様が選ぶ上で価値を感じてもらいやすいポイントにもなります。
その為、容器の色や柄などのデザインが入ったものを選ぶことも1つのポイントになります。
ロット数
パーティー用容器(お皿)のデメリットで記載されているように、パーティー料理は「数が出にくい」メニューになります。
そのため、小ロットで注文できるコスパが良いアイテムを選ぶことが重要です。
しかし、業務用のパーティー容器の場合は、数百個単位になる事が多くなると思いますので、スーパーなどで販売されている容器ではなく、専門の容器メーカーや業者から仕入れることでコストを抑えることが出来ます。
また、発注数が多い場合は、オリジナルデザイン(ロゴ入りなど)を入れることでブランディングにも繋がりますので検討できると良いでしょう。
天満紙器おすすめのパーティー容器
フライドチキンなどの揚げ物、またパーティーオードブルなどにおすすめの容器がロールフリーカップです。
料理を入れる容器は紙製で透明の蓋をセットでご用意できます。
高さがあるサイズになっているため、テイクアウト時の持ち運びにも優しい仕様になっています。
また、容器の側面には様々なデザインがあり、料理を引き立て食べるのが楽しみなパッケージになっています。
例1)おしゃれな絵柄が入ったデザイン
例2)クリスマスやハロウィンなどのデザイン
ROLL FREE CUP(ロールフリーカップ)
機能:耐水・耐熱・耐油性
まとめ
自宅パーティーなどでテイクアウトやデリバリー料理を楽しむための容器選びのポイントと天満紙器のおすすめの容器をご紹介しました。容器のサイズや仕様によって、メリットやデメリットがありますので、入れる料理・メニューに合わせて最適なものをお選びください。