2021年12月24日 16:00パン作りに便利なペットカップを選ぶポイント。型の種類やサイズのご紹介
ペットカップは、パン作りや焼き菓子作りでよく使用されるため、パン屋さんなどで目にすることが多い容器です。
とても使い勝手が良いペットカップですが、サイズや形(型)、デザイン、機能など、様々な種類のものがあるためどれを選んで良いか悩んでしまいます。
パンとぴったりのペットカップを使う事ができれば、作ったパンの美味しさも更に引き立てられます。
今回のコラムでは、ペットカップの特徴を紹介しながら、パン作りの際に丁度良いカップの選び型をご紹介します。
ペットカップを使うのにオススメなパン
小ぶりなパンと相性◎なペットカップは、『調理パン』『惣菜パン』『蒸しパン』など、下記のようなパン作りで活躍してくれます。
パン屋さんによって多種多様なアレンジがあるため、数えだしたらキリがないほどです。
こんなパンで使われています
- デニッシュパン
- カレーパン
- お好み焼きパン
- ポテトチーズパン
- ハムエッグパン
- ツナマヨネーズパン
- 卵蒸しパン
- チョコチップ蒸しパン etc
※写真はイメージです。
同じようなカップがある中でペットカップがパン作りで選ばれる理由
ペットカップの形は、お弁当に惣菜などを入れるときに使う『おかずカップ(フードケース)』と似たような形状になっています。
しかし、形は同じように見えてもカップの材質や加工が異なるため、パン作りではおかずカップではなく、ペットカップを使用する必要があります。
ペットカップの特徴【PET素材】
ペットカップは名称にもあるようにカップの素材にPETが使われています。
カップの外側が紙で、内面がPET素材になっております。
これはカップに強度を持たせることによって、金型を使用せずに、ペットカップ単体での使用が可能となっております。
また焼いた後の、保形性もグラシンカップに比べて良いです。
◇ペットカップの特徴【機能性】
高温で焼くパンに対応できるようペットカップには、『耐熱性』がありオーブンでの使用ができ、レンジにも対応しています。
また、調理パンで使用されるように『耐油性』『耐水性』を兼ね揃えているのです。
※ペットカップの種類により機能性は異なる場合があります。
ペットカップを選ぶ時は型(形状)を確認
作るパンに合わせて型を選びます。
型の種類もたくさんありますので、ここでは天満紙器で扱っている型をご紹介します。
丸型
オーソドックスな丸い形をしたこの型は、サイズも豊富で使い勝手が良い型です。
色んなアレンジに対応しやすく形状にクセがないため、ペットカップの中でも人気がある型の1つです。
色々なパンに対応できる万能な型になっています。
木の葉型
スイートポテトや小ぶりな菓子パンを作りたい時におススメなのが木の葉型です。
特徴的な形状になっているため、アレンジ次第でおしゃれな見た目を演出できます。
丸型と見た目を差別化しやすいのでSNS映えが狙えるのも嬉しいポイントです。
◇小判型
縦長(横長)のパンに使える小判型は、角ばったところがなく、丸みが可愛い形に♪
ソーセージなどの長い具材との相性が◎。
丸型や木の葉型より容量が多いパンに使えるのも特徴で、単価が高めなパンを売り出したい時にもオススメです。
※天満紙器では、企業や店舗向けに上記の型以外にもご希望の形状に合わせたオリジナル別注商品も承っております。
興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。
パンに合わせたカップのデザイン・柄
ペットカップは、シンプルな無地のものや可愛いデザイン柄が入ったものがあります。
ペットカップは、機能性を求めて使用する場合もあれば、出来上がったあとの見た目を重視して選ぶこともあります。
作るパンに合わせてデザインや柄を選んでいきましょう!
白無地
どんなパンにも使えるのが『白無地』のペットカップです。
色んな種類のパンに対応できるので、1種類用意しておけば、使い回すことができるので効率的です。
また、カップのデザインが主張しないので、パン自体の見た目が引き立ちます。(パン表面にアレンジした材料が彩られている時など。)
クラフト無地
カップの色がクラフト無地のものは、パンの色とマッチしやすく馴染みやすいのが特徴です。
白無地と比べると、ナチュラルな感じも出やすくなります。
柄・デザイン
見た目がシンプルなパンの時や、華やかさをUPさせたい時にオススメなのが『柄やデザインが印刷されたペットカップ』です。
格子など均一の柄が入ったもの、地図や葉っぱなどの模様がランダムに散りばめられたもの、おしゃれなフランス語が印刷されたもの、茶色が全面に印刷されたものがあります。
パンの雰囲気と合わせることがポイントになりますので、出来上がったパンの見た目を想定して柄やデザインは選んでいきましょう。
容量に合わせたサイズ選び
ご家庭でパン作りをする時は、細かいサイズ選びは無くても大丈夫かもしれませんが、参考にするレシピがある場合は、それに合ったペットカップを選んでおけると安心です。
パン屋さんの場合は、下記のような理由でサイズ選びがとても重要になります。
- パン1つあたりの原価や売価の設定があるため
- 対象のお客様に合わせたボリュームのパンを提供したい
- パンの膨らみ方をペットカップのサイズに合わせて最適にしたい
- 陳列するスペースに合わせて配置できる個数を調整したい
天満紙器のサイズ例
当社で扱っている各ペットカップのサイズの一部をご紹介します。
【丸形】※単位=mm
小さいサイズ:30×30
よく利用されるサイズ:80×30(20,25)、90×30(20)、100×30、110×30
大きいサイズ:152×25
※他にもサイズがございます。
【木の葉型】※単位=mm
83×40×16
【小判型】※単位=mm
103×67×31、120×65×20、120×65×25
まとめ
様々なパンでペットカップは活用でき、パン作りの幅がひろがります。
作るパンに合わせてペットカップを選ぶことがポイントになります。
今回ご紹介した選び方(型・デザイン・サイズ)を是非参考に、美味しいパン作りに役立てて頂ければと思います。
天満紙器具では、ペットカップをはじめ様々な容器を扱っています。
ご要望に合わせて、別注商品まで対応させて頂きますので、詳しくは弊社担当営業までお気軽にお問い合わせ下さい。
また、一般の方はペットカップを小ロットからご注文頂けるショッピングサイトをご用意しております。
お好みに合わせてご購入いただければ幸いです。